大学受験で合格できる勉強法

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古文・漢文


・古文、漢文ともに、単語をひたすら覚え、 文章を読むのが慣れるまで問題をたくさん解くのが最適な勉強の仕方だと思います。 勉強方法としては英語に近いイメージになると思います。

あなたの志望する大学の教科別配点にもよりますが、 古文・漢文は、勉強時間あたりの勉強効果が高いことが多いです。 ですから、得点源にできるぐらい重点的に勉強するのも作戦としてはよいと思います。

古文、漢文は勉強した量が非常に顕著に成績に現れる科目です。 勉強していないと0点に近い点数になってしまいますし、しっかり勉強した人は高得点をとりやすいです。 古文で100時間、漢文で50時間ほど集中的に勉強すれば、かなりの実力がつくかと思います。

古文・漢文は個人差はあるにしても 英語・数学などと比べるとおよそ5分の1や10分の1程度の労力で成績を上げることが可能です。
そういった意味で、古文・漢文を頑張り、早いうちに成績を向上させて自信をつけるというのも一つの手です。

基本的に勉強方法は英語に酷似しています。 古文を読むときに何よりも必要なのは「古文単語」と「古文文法」です。 これを踏まえた上で「古文読解」をしていかないと、途中で挫折します。 まずは、「単語」と「文法」を確実に固めましょう。オススメは・・・

・標準古文単語650(桐原書店)
・古文文法問題演習―基本テーマ30(河合出版)

の2冊です。古文単語は、単語だけで覚えるのではなく例文も使って覚えていくと効果的です。 受験で必要な古文単語はこの650で十分ですが、もし、これに載っていない古文単語が出題されても、 それは重要ではない単語であり、まわりの受験生も知らないので覚える必要はないと思って差し支えありません。 続いて文法ですが、まずは、「基本テーマ」をしっかりと押さえること。そして「入試問題」のところを解けるようにしていきましょう。文法問題は知っていれば誰でも解ける問題ですので、合格するためには絶対に落とせない問題であることを認識して勉強してくださいね。もちろんこの問題集も何度も繰り返すことで文法を得点源にしてしまいましょう。

次に古文読解ですが、古文の文章の特徴はまず「敬語」が使われている、ということです。だから読む際には「どちらの人の方が身分の高い人なのか」に注目して読んでいくと、ストーリーがはっきりすることが多いです。オススメは・・・

・古文上達(増進会出版社)

あと、古文は、一度出てきた登場人物が次にはよく省略されます。 だから、古文を読んでいって、「動作」を表す言葉を見つけたら、「誰が、誰にしているのか」を補いながら読んでいきましょう。 そして、最初のうちはわからなくても自分で考えてみることが大切。分からないからといって、すぐに解答や全訳を見ても何の意味もありません。 そして現代語訳などの記述問題は、「自分で1度書いてみること」が大事です。 解答を読むだけでは、本番になっても手は動きません。そして、解いたあとは、単に答えが合っていたかどうか、だけでなく、正解に至るプロセスが自分のものと、解答とが一致しているか、についても考えていきましょう。

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