大学受験で合格できる勉強法

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英語

英語が受験科目にない大学はほとんどありません。
それは英語は学力が上がるのに最も時間が必要とされる教科であるところが関係しています。 短期間で英語の成績を飛躍的に伸ばすのは不可能に近いです。 そういったごまかしの効かない英語の配点を高くすることで、本当にしっかり勉強をした人を合格させたいという大学側の 意図を見て取ることが出来ます。

英語からは逃げられない

そんなわけで英語から逃げていると、入ることができる大学の幅はぐんと狭まってしまいます。 基本的には英語を避けて通ることは考えないようにした方がいいです。 いくらか近道になる方法としては、毎日反復して、英単語、英熟語、英語構文をひたすら覚え、長文に慣れるしかありません。 一見遠回りに見えるかもしれませんが、毎日やることが一番近道です。 また、多くの場合英語は最も時間をかけて勉強するべき教科です。

志望校によって勉強法が違う

英語は志望校の問題の傾向によって勉強の方法を変える必要があります。
多くのほかの教科の場合、多少の問題の傾向はあるものの、それによって勉強法を変える必要というのはあまりありません。 しかし、英語の場合は違います。長文読解力が必要な問題が出るのか、精読力が求められるのか、リスニング力が求められるのか によって力を入れるべきことが全然違ってきます。まずは自分の志望校の問題を把握することが何よりも大切です。

英単語の覚え方

英単語の覚え方ですが、巷にある書籍や教材などでさまざまな手法が紹介されていると思います。 自分の気に入った方法であればなんでもいいと思います。手段はそれほど重要ではなく、毎日何回も繰り返して覚える習慣を身に着けること が一番重要です。これができなければどんな方法でも成果はでませんし、逆に毎日反復してできれば必ず成果は出ます。

英単語の覚え方は何でもいいと言いましたが、一つ知っておいたほうがいいことがあります。 それは英単語を文章か何かと関連付けて覚えてほしいということです。

人間、5歳までの幼いころは丸暗記する力は大人では考えられないぐらいの力があります。 しかし、丸暗記力は年を重ねるごとにだんだん落ちていきます。
それとは逆に、10代になると物事を別のものと関連付けて覚える力が伸びてきます。 みなさんぐらいの年齢になると、丸暗記よりも物事の関連付けで覚えるほうがはるかに効率がよいのです。
例えば、

・ゴロで覚える
・英単語を文章の中で覚える
・英単語の同義語・対義語を固まりとして捉えてまとめて覚える

といったものがそれにあたります。 評判のいい英単語帳をよく見てください。必ず英単語を何かに関連付けて覚えることができるような工夫が されているはずです。 問題はどの英単語帳を使うかではありません。いかに他のことと関連付けて覚えていくかが最も大切です。

熟語・構文も英単語と同じように

熟語・構文も英単語と同じようにひたすら反復して覚えてください。 英単語と比べると覚えるべき分量が少ないので、それほど時間は必要としないでしょう。

覚える際は、4択の問題集などを使用するのが効率的です。
問題を解くことによって、本当に覚えているか自問自答しながら進めることができるからです。

短い文章が読めれば長文は読めます。

英語では短い文章が読めるかどうかが最も差がつくところです。
読解力がつかない人に多いのが、「雰囲気でなんとなく読むことしかできない」という人です。 確かに読解力のある人、もっと言えばネイティブの人はいちいち文法や構文のことなど考えながら読んではいません。 もちろんそういった人たちは雰囲気で文章の内容を読み取っているのですが、彼らはじっくりと細かく読むこともできます。

受験で必要な英語力は、なんとなく読んでいるだけでは絶対に身につきません。 文章をじっくり読み、文法・構文を読み解く力を身につけ、単語力もつけてください。 受験英語では英文をどれだけ読んだかが問題になると思っていいでしょう。 ここは最大限の時間を使ってほしいところです。

短い文章をしっかり読めるようになれば、あとは長い文章を読む練習をしてください。 長い文章の場合、意味が理解できない箇所も、前後の文脈などから理解できることが多いので、 ある意味では短い文章よりも簡単だと言えます。あとはとにかく読むスピードをつける訓練をしましょう。

長文が読めるようになると英語の勉強も楽しくなってくるのではないかと思います。
私は受験英語の総仕上げとして、有名な小説の原文(英語)を読んでいました。「老人と海」や「怪盗ルパン」などを読み、 最後のほうは楽しみながら勉強することができました。

英語ができるようになると受験に限らず、将来的に仕事やプライベートで役に立ち、より充実した生活を送ることができます。
目的がよくわからないまま勉強するのと、楽しみを見出しながら勉強するのでは効率にも大きな差が出てきます。
英語は特に、楽しみを見出しやすい教科ではないかと思います。「これができれば楽しみが待っている」という気持ちで 勉強するのもいいと思います。

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